マージャンを、覚えたい。⑦半チャンに挑戦!
前回、お試しゲームで初のあがりを経験したお話をしましたが、そのゲームの中で二度目のあがりがとてもラッキーだったので書いておきたいと思います。
その手は、
リーチ、一発、ツモ、ドラ1です。
一発というのは、リーチをして一巡するまでにあがるとつく役のことです。
私は一巡して山から手にした牌であがることができました。
その牌を手にしたときは、
来たーーーーー!
と嬉しくて嬉しくてニンマリしました。
ここで先生から追加のルール説明です。
リーチをしてあがった人はドラ表示牌の下の牌をめくることができます。
そしてそれもドラとなります。
これを裏ドラと言います。
この時は残念ながら裏ドラは持っていなかったのでドラ1のままでした。
このお試しゲームのあと、先生から次は点棒を配ってやってみようと言われました。
点棒とは細長い棒に点が書かれているもので、ゲームが終わった後にこの点棒の多いか少ないかで勝負が決まります。
点棒の種類はこちらです。
この点棒を一人25000点分ずつ配ります。
1万点棒を1本、5000点棒を2本、1000点棒を4本、100点棒を10本で合計25000点です。
先生は『いち、にー、よん、とー』と数えていました。
私はまだ役を全部覚えていないし、また役によってどういう点数になるのかも習っていないので、先生が言う通りに棒のやり取りをすることになりました。
そして、いよいよ半荘(ハンチャン)です。
半荘とはゲームの単位のことです。野球なら表裏9回で1ゲーム、サッカーなら前半後半で1ゲームと単位があります。マージャンにもこういう単位があるというわけです。
この単位について一度にワ~っと言われて頭の中がぐちゃぐちゃになりましたが、まとめてみました。
局とは、ゲームの最小単位です。4人が親を一回ずつ担当し終わるまでが1局です。中国から伝わってきたときの一荘戦ではなんとこの局を16回もしていたのです。これでは時間がかかって大変なので日本ではその半分の半荘が主流になったそうです。もっと短くしたい場合は東風戦となります。
この初めての半荘を通しても、いろいろなルール説明がありました。
- 点棒はロンであがった場合、あがり牌を捨てた人が一人で払う。ツモであがった場合は、相手3人からもらう。
- リーチをしたときは1000点棒を前に出す。これをリーチ棒と言う。あがった人がもらう。
- 点棒の支払いで、ぴったりの点数の点棒がなければ両替してもらうかお釣りをもらう。
- 親があがるか、誰もあがらず終わったときに親がテンパイ(あと1牌であがる状態)だった場合もう一度親を続ける。これを連荘(レンチャン)と言う。
- ポン、チー、カンをした場合、哭いた人の下家に順番が移る。
- カンをした場合、ドラ表示牌の右側の牌をめくりこれもドラになる。ドラ表示牌の左側にある四つの牌を嶺上(リンシャン)牌と言い、この一つを取って手牌を増やす。
いったい、いくつルールがあるのでしょうか。
これでもかこれでもかとルールが湧いて出てきます。
こういうルールを聞きながら無事半荘は終了したのですが、なんと2時間以上もかかってしまいました。
結果はと言いますと、2回あがれたにもかかわらず、私の持ち点は1000点棒が4本だけ残るという大敗でした。
感想を一言で言いますと、
疲れました。
そして、
お腹が空きました。
だから、雀荘には食事を提供するところが多いのですね。先生は雀荘でカツ丼を頼んだり、カップラーメンを食べたりしていたそうです。
さらに気づいたのですが、半荘をしていた2時間以上もの間、
マージャンのこと以外、雑念は一切なし
だったということです。
もう、頭の中はマージャンのことだけです。
疲れたあとに不思議なリフレッシュ感がありました。
おもしろい感覚です。
ただ、学生のように徹夜マージャンをする体力は私にはありません。
私が捨て牌をどれにするかで悩んでいる時間が長かったので、もっとスムーズにゲームを進められるようにしっかりルールを覚えたいと思います。
初心者向けの攻略本、買ってこようかなと初めて思いました。
(先生からは随分前から本買って勉強したらと言われていたのですが、その時は気持ちがのらなかったんですよね。今はノリノリです。)
楽しくなってきたのでこれからも頑張ります!
続く。