マージャンを、覚えたい。④ 待って哭いて上がる
今回、先生がまず教えてくれたことは『マージャンは上がってなんぼの世界』ということでした。
そして、その上がり方には、
1. ツモ(る) 全部自分で牌を持ってきて上がる
2. ロン 他家(ターチャ、自分以外の人)の牌で上がる
の、二つがあります。
2の場合、上がるときにロン!と言います。
ロン!
実家で幼いころに聞き覚えがあります。
これだったのかぁ。
早く言えるようになりたいです。
そして、上がるために待っている牌によって、待ち方にも名前があります。
手書きでまとめました。
こちらです。
カンチャン待ちって、友人のカンちゃんを待っているようです。
そして、もう一つ待ち方があります。
多面待ちです。
2.3.4.5.6という例題で先生から何がくればいいかと質問されましたが、私は1と7しか答えられませんでした。
4もあるよ、と言われてはっとしました。
そして、この1.4.7という数字の並びが前回習ったスジであることも教えてもらいました。
スジ、恐るべし。
他にも例題が出されました。
5.5.5.6.7.8.9
これはアタマも作ることができるので先の例題よりもいっぱい待つ牌があります。
一つだけあげますと、4がくれば、5・5(アタマ)、4・5・6、7・8・9。
まさに頭の体操です。
次に、ポン、チー、カンについてです。
かわいい響きのこの言葉は、他家が捨てた牌が欲しいときに例えばポン!と宣言します。
この宣言をすることを哭くと言います。
どういうときに哭くのかをまとめました。
ここで、先生からさらに説明が続きます。
◎チーができるのは上家(カミチャ、自分の左手にいる人)からのみ。
◎ポンとチーが同時の場合、ポンが優先。
◎チーとカンはカンが優先。
◎一番強いのはロン。
チーはただでさえ上家からのみなのに、さらに優先もしてもらえないんです。
チー、よっわい。
ここで、先生に質問です。
私 「ポンとカンはどっちが優先?」
先生「ありえないよ。カンは4枚揃ってるから」
私 「あ、そっかあ。それじゃあ哭くというこの言葉自体、いつ使うの?」
先生「おまえ哭きすきだろ、とか、誰か哭かせろよ、とか言うときがあるよ」
私 「それじゃ、ペンチャン待ちとかカンチャン待ちとかは?」
先生「口に出して言わないよ。言いたかったら言ってもいいけど、普通は言わない」
お互いの手の内を予想しながら進めていくので、わざわざ自分が何待ちかを言うことはしないということです。
余談ですが、ふと、自分で書いた走り書きのメモを見ると
「他家のパイがほしいときなく」
と、片仮名でパイと書いてありました。
まるで、よその家で焼かれたアップルパイがほしくて泣いているみたいだなと思いました。
パイはちゃんと牌と漢字で書こうっと。
今回はいっぱい用語がでてきました。
ゲームをする前にこんなに覚えることがあるなんて大変ですが、自分から覚えたいとお願いして始めたので踏ん張って頑張りたいと思います。
最後に、またまた迷路を作ってみました。
前回は半分の牌を使いましたが今回は全部の牌を使い切ると自分にノルマをかして作りました。
先生からは「牌の使い方、間違っとるぞ。」と言われましたが、牌を片付けるときに一つ一つ牌の名前を復唱しているので、ちゃんと復習になっているのです。
続く。