マージャンを、覚えたい。⑥初めてゲームをしてみた!
前回は役を少し覚え、それがまだごく一部ということでショックを受けていた私ですが、先生から実際にゲームをしてみようと言われ、やる気がすぐに復活しました。
いよいよマージャンぽくなってまいりました!
マージャンは4人でするゲームですが、私と先生の二人なので先生が一人で三人分を担当します。そして今回はお試しゲームなので点数計算は割愛します。
まずは、牌をマットの上に出し、両手でジャラジャラとかき混ぜます。
これがあのジャラジャラか~、幼いころはうるさいと思っていたけど意外と楽しいな、なんて懐かしみながら思いっきりかき混ぜました。
そして、牌を17枚並べてそれを2段重ねにします。
ここからはまたルール説明です。
トランプの七並べくらいかと思っていたら意外と複雑でした。
まず親を決めるのですが、今回は二人でお試しにやってみるのでじゃんけんで決めました。
親が東家(トンチャ)、子が南家(ナンチャ)、西家(シャーチャ)、北家(ペーチャ)となります。
親が二つのサイコロを真ん中に投げます。
サイコロが山の外側へ出てはいけないそうです。
はみ出したら罰金(正しくは罰符)、途中で牌を崩してしまっても罰金だそうです。
そして、例えば二つ合わせて11だった場合、親の前の山をを1と数えて南家の前の山が2、西家が3、北家が4と順番に数えて行き、11番目の山をプレイヤーから見て右から11枚のところで切り分けます(サイコロの目が二つ合わせて8の場合は8番目の山の8枚のところで切り分けます)。そして分けたところから7枚のところでまた分けます。この7枚という数はサイコロの目とは関係ありません。さらにその山の左から3番目の上を1枚めくります。この牌の次の牌をドラと呼び、あがったときにこのドラを持っていると点数が高くなります。ドラを複数持っていたらそれだけ点数も高くなります。
ドラ=1が出たら2、2が出たら3、・・・9が出たら1
東が出たら南、南が出たら西、・・・北が出たら東
白が出たら發、發が出たら中、中が出たら白
私はサイコロが出た数を1、2、3と山を指差しながら数えましたが、これを語呂合わせのように覚える言い方があるそうです。一度聞きましたが、覚えられませんでした。
そして、4枚ずつ親から取っていき自分の前に並べます。
3周すると12枚ずづ並びます。
13枚ずつ並べて最後の1枚であがるゲームなので、後1枚ずつ取ることになるのですが、親だけは2枚取ります。
一つ開けてもう1枚取ります。これをチョンチョンと呼ぶそうです。
これでやっとゲームが始められます。
始めるときは親が14枚持っているのでその中から1枚捨てます。
次に南家が1枚取って1枚捨てます。
捨てるときは自分の前の山の内側に表に見えるようにして置いていきます。
順番に繰り返しますが、誰もあがらなければ最初に分けた7枚2段は残したままゲームは終了です。
ここで先生からまたルール説明の追加です。
・自分の捨てた牌と同じ牌であがってはいけない。
・ポン、チー、カンをしたときはリーチができない。
(役があればあがれる)
・役が付かない形の場合、リーチをしたときだけあがれる。
ということは、まだ私は覚えている役が少しなので、その役が作れそうにない場合は、順子か刻子の面子を4つ作ってアタマを揃えることを目指しリーチをかけるしかないようです。
他家が捨てた牌にも気を配るように言われましたが、まだまだそんな余裕もなくゲームをスタートです。
先生は3人分をこなさないといけないので大忙しです。
私が勉強しやすいように私の右側(下家、シモチャ)の牌をわざと表にして、どれを捨てるかを見せてくれました。
一回目はその見せてくれていた下家が早々に上がりました。
そして、次のゲームのために牌をまたジャラジャラとかき混ぜます。
ここで悔しそうにかき混ぜる父の顔を思い出しました。
もう少しであがれるところだったのに、先を越されてなんだよ~という感じで混ぜていたんですね。
そして2回目、なんと私、あがることができたのです!
初めてポンをして、初めてロンしました!
一気通貫、ドラ1でした。
ポンをするとそれで揃った3枚を表に見えるようにして右わきに置きます。
このとき誰からポンしたかをわかるように牌を横にします。
左(上家)の人からポンしたときは横・縦・縦
正面(対面)の人からは、縦・横・縦
右(下家)の人からは、縦・縦・横
ゲームを少ししただけで覚えるルールがどんどん出てきますが、初めてあがれたのでテンションも上がりまくりです。
正月休みの間にこのお試しゲームをして楽しみました。
思った以上に楽しくて、これからどんどん覚えたいと思いました。
続く。