グリグリーンのゆるりな日々

日々感じたこと、誰かに伝えたかったこと、やってみたこと。

百均教材で文字を書く練習、そして筆ペンのことを少々。

最近、文字を紙に書く頻度がぐんと減っています。そのせいか、ちょっとしたメモを書くときに、自分の文字が昔よりフラフラしている気がします。もっと上手に書けてたのになぁ。そうだ、文字を書く練習をしよう!

早速書店をうろうろして教材を見ましたが、買ってまた3週間坊主になったらもったいないので、ダイソーとセリアで買うことにしました。1冊100円(税別)です。


それがこちらです。


簡単に内容をご紹介します。

左から、

ダイソー 美文字練習帳 基礎編  80ページ
ダイソー 美文字練習帳 実用編  80ページ
セリア  楷書 ボールペン練習帳 32ページ


ダイソーの最初のページをちらっとお見せします。

お手本の文字は手書きの文字です。
こんな感じです。

ページの下には美文字ワンポイント、美文字クイズ、豆知識なども載っています。


次は、セリアのほうです。


お手本の文字は教科書のような楷書のフォントです。
こんな感じです。


この3冊の中身をパラパラとめくってみて、まずはダイソーの基礎編から始めることにしました。

練習開始です。

始めてみて感じたのですが、薄い文字をきれいになぞるのが意外と難しかったです。
自分の書き癖がなかなか抜けないようです。
そして、「ゆっくり」書く、ということもかなり意識しないとできません。


最初のほうの、なぞるのが下手だったページを恥ずかしいですがご紹介します。
こちらです。

気を抜くと線ははみ出すし、スピードを速めて書いてしまいます。
一日10分から15分、なんとか集中して練習しました。


上手に書けたように見えるページがこちら。


ダイソーの2冊が終わって、セリアの練習帳に取り掛かりました。
見本の書体が変わったので、変な感じです。

30ページの楷書体のセリアの練習帳でウォーミングアップをしてから、80ページあるダイソーの練習帳に取り掛かるべきでした。

最初から最後まで変な感じのまま、なんとか書き終えました。


上手にかけたと思うページをお見せします。
こちらです。


休日祝日連休中はやらずに、平日の10分から15分、やらなかった日があっても気にせず、3冊を三か月ちょっとで書き終えました。これをしてからは、メモを書くのもゆっくりと丁寧に書くようになりました。でも、書き終えて3週間ほどたつと、走り書きでフラフラした文字がちらほら出てくるようになりました。最近ダイソーで令和という文字がでてくる練習帳を見かけたので、また買ってこようかと思っています。


ゆっくり書くって、私にとっては気持ちが落ち着く不思議な時間でした。


最後に筆ペンの話を少々。
この3冊は基本はボールペンで練習するのですが、美文字練習帳・実用編の最後の方に筆ペンで書くページがあります。のし袋に書くためです。最近では薄墨用の筆ペンで香典袋に名前を書くことはあるのですが、濃い墨の筆ペンを使うことが何年もなかったので、久しぶりに手にとりました。


蓋を開けると・・・、


思いっきり墨が飛び散りました。


手、テーブル、白いTシャツ、膝掛け用のタオルケット、すべてに飛び散りました。
急いでTシャツを脱いで水洗いし、群青色のTシャツに着替え、筆先にとぼとぼついている墨を落とすため新聞紙に「なんでこうなるの!」と数回書きなぐりました。

ここで、もう今日は練習するのはやめようと蓋をしめることにしました。

その瞬間、


こうです。


なんと蓋の中に墨がたまっていたのです。
何年も引き出しの中で横にしていたのが原因でしょう。
ウギャーっと叫んでティッシュをわしづかみした瞬間、実家の母から電話が。


母「扇風機はどこに置いたらエアコンの風がお母さんのほうに来ないんだったっけ?」

私「う~ん、テレビの下だったかな。っていうか今それどころじゃないんや。筆ペンの墨がどばーっとテーブルに出とるし!!」

と、状況を説明して電話を切りました。


ふぅっと一息ついて改めてテーブルを見ました。


そうだ、せっかくだから写真でも撮ろう、と思って撮ったのが上の写真です。母から電話がなければすぐ片付けていたと思います。薄墨筆ペンばかり使っていて、何年もないがしろにされていた濃い筆ペンの逆襲でしょうか。逆襲の筆ペン、その攻撃力は計り知れません。とりあえず、立てて保存することにしました。


もし、何年も使わずに横にしてしまってある筆ペンがあったら、洗面所でそっと開けることをお勧めします。
白い服は着ないでおきましょう。洗っても染みが残ります。


後日、母からテレビの下に扇風機を置いたら風がいっぱい来て寒かったという報告がありました。
お母さん、慌てて適当に答えてごめんなさい。


終わり。