お弁当用エコバッグ作りに挑戦して失敗した話
お弁当がすっぽり入るエコバッグを作ろうと思い、だいたいこんな感じかなという思いつきだけで作って失敗しました。一生懸命作ったのですが・・・。反省して次に活かすためにブログに残します。
まずは、ざっくり、作り方の説明です。
材料はこちら。
数年前に買ったと思う布の余りと、何かを包んでいたテープです。
これを裁断し、半分に折って底を縫い、底を10cm折りました。
右にちらっと写っている白いものはミシンです。
底を折った状態で両端を縫い、上辺にテープを仮止めしました。
上辺を折り込んで縫い、さらにテープを上にあげて縫い留めます。
これでテープがしっかりと付きました。
ひっくり返して完成です。
自分の中では丁寧に仕上げ、達成感がありました。
ここまでは・・・。
できたエコバッグを広げて中を確認して、愕然とします。
底が変!
2リットルのペットボトルが収まるだけの底です。
なんだこりゃー
底を10cm折ったので広げると20cmの幅になっているはずだったのに・・・。
お弁当の上にポテトチップスをのせても余裕のはずだったのに・・・。
コンビニの袋を確認です。
幅はだいたい合っていますが(上の左の写真)、マチは底ではなく横側でとられています(上の右側の写真)。これまでにもいくつかバッグを作ったことはあるので、ちゃんと考えればわかったことなのに、なんでこうしてしまったのか。がっくりです。
「こんなことなら、コーヒーを飲んで録画しておいた海外ドラマでも見ていればよかったー!」
と叫んで悔しがっていると、家族からは「せっかくの楽しい趣味の時間だったのに、そんなに悔しいならさっさとほどいてやり直せば?」と言われてしまいました。ミシンの糸をほどくのは編み物の糸をほどくのとは違うんです。大変なんです。
そこで言い返しました。
「自分だって野球ゲームで相手に何度もホームランを打たれて悔しがっているのに、私がリセットしたらと言ってもなかなかリセットしないでしょ。一緒やん。」
家族はめちゃくちゃ笑っていました。言い返したおかげで私も少し落ち着き、どうしようか考え始めました。
よし、少しだけほどいて、弁当用エコバッグから普通のバッグにしよう!
早速作業です。
折った底の両端の糸を丁寧にほどいて元に戻し、10cmではなく5cm折る。
両端を縫い直して、
細長いバッグのできあがりです。底も変ではなくなりました。
このバッグを見ていたら、ひらめきました!
こう使おう!
本屋に行くとき用のエコバッグです。雑誌や本が数冊入ります。マチがあまりないので逆に運びやすいです。
よーし、なんとかなりました。よかったよかった。
ちなみに、このきみどり色の布はあるものを作るために買ったものでした。
それはこちらです。
何かのカバーです。
正解は・・・、
こちら。
コーヒーマシンのカバーでした。キッチンに置いてあって、料理中の油が飛んでべたべたにならないようにカバーを作ったのでした。
話は元に戻しまして、今回なぜ失敗したかを振り返ります。
- 参考にするコンビニの袋を採寸したまではよかったが、実際に作ったのは採寸日の一週間後。数字だけメモをしていて、袋の作りまではしっかりメモをしていなかった。
- いつもなら途中の過程で裏返して出来上がりを確認していたのに、一度もしなかった。
この反省点をふまえ、他の布でリベンジしました。
こちらです。
底が広いバッグができました。
コンビニの袋と比較しました。
ちゃんと反省を活かすことができました。
最後に記念撮影です。
終わり。