秋の捨てる物を探す週間を経て
「片付けたい」ではなく、「何かを捨てたい」と思い立ちました。きっかけはYouTubeで「ものが捨てられるようになる」という内容の動画を見たからです。むくむくと捨てたい気持ちが湧いてきたので、押し入れや棚の中を毎日少しずつ確認し、捨てる物を取り出しました。
左上から
今年買ったランタンが入っていた空き箱 ⇒ もうこの中に片付けることはない。
2年前の粗品のカレンダー ⇒ 使わない。
紙袋類 ⇒ おそらく10年以上前のもので思い出せないくらい。
足の裏の角質をとるもの ⇒ 一度使用して放置 いつのものかわからず。
ウエットティッシュの空き箱 ⇒ 5年以上使用していない。
アルミのシート ⇒ 何であるのかも思い出せない。
レシート類二袋分 ⇒ 家族が海外赴任中のもの。本人に確認済み。
空き箱いっぱい ⇒ きれいだけど使っていないし場所をとる。
仕切り板のあまり ⇒ 10年以上前のもの。よく見たら劣化していた。
スーツを買ったときの袋類 ⇒ 使わない。
何かの芯 三本 ⇒ 何かに使える、という日が結局来なかった。
細長い袋 ⇒ 使い道がなかった。
紙袋いっぱい ⇒ よくよく考えたらいらない。
棚Aの中から
ウイルスバスター2008年版 ⇒ なんでまだあったんだろう。
棚Bの中から
コロコロの芯 ⇒ 何かに使える、という日が結局来なかった。
黒い物体 ⇒ 使い道がない。
和菓子が入っていたかご ⇒ 使い道がない。
ハンガーラックに掛けていた
お酒の最高金賞受賞の紙 ⇒ 最初はおもしろかったけどもういい。
洗面所の引き出しから
細いナイロン袋 ⇒ 何で入っていたかわからない。
旅行用歯磨きセットの空きケース ⇒ すでに別のものを買って使っている。
冷蔵庫の中から
昆布だしとからし⇒ 賞味期限がわからない。
ちなみに、棚Bの中に入っていた「黒い物体」とは・・・、
アップで見たらわかるでしょうか。
半年前に壊れたヘアードライヤーの先についていたものです。
捨てるときになぜかまじまじと見てしまいました。毎日熱風にさらされていたのに壊れることもなく丈夫だなぁ、これ何て名前だろう。そこでネットで調べてみました。答えは「ドライヤー セット用ノズル」です。そして、これと同じものが1600円くらいで売られていたのです。びっくりです。これだけを失くしたり壊したりする人がいるということでしょうか。1600円もすると思うと捨てるに忍びなく、何か再利用できないかと三か月間模索しました。でも、丸いほうを4.5cmの円を描くときに使う、ということ以外思いつかずその後棚Bの中で眠っていました。
すごいアイデアが浮かべば、実はこれドライヤーのやつねん、と家族に自慢しようと思っていたのですが断念です。
最後に全部一緒に写真に撮ってみました。
もし、一つの収納に入っていたとしたらかなりのスペースを使っていたんだなと思いました。
そして、秋の捨てる物を探す週間を経て思ったことは、「人間って、いっぱいものを持っているんだな」ということです。
昔テレビで見た野生のミーヤキャット家族の引っ越しを思い出しました。
何も持たずに移動して別の巣穴を探し、家族総出でお掃除して住みだすんですよね。
そんな当たり前のことを思う秋の初めでした。