グリグリーンのゆるりな日々

日々感じたこと、誰かに伝えたかったこと、やってみたこと。

あやしい電話にご注意を!

今まで経験した、あやしい電話の内容を三つご紹介します。


①自動音声によるアンケート調査

つい最近、自宅に自動音声で「省エネ推進センター」から質問に回答してほしいという電話がかかってきました。この時の私は省エネの推進に協力しようと、迷わず次に進むための「1」のボタンを押しました。ところがまた初めから説明が始まります。もう一度「1」を押しても同じことの繰り返しです。我が家はプッシュ回線ではないため「1」を認識しないようです。※や♯を押すようにとも言われないので電話を切りました。なんだよー、せっかく答えようと思ってたのにー、と思っていたら翌日の新聞に「詐欺の準備か 自動音声で不審電話」という記事が載りました。まさにこれでした。

新聞によると「1」が認識されていたら聞かれていた質問は三つ。


自宅が一戸建てか集合住宅か
給湯器の種類
同居されるご家族の中で70歳未満の方がお住まいか


おそらく高齢者宅を選別するための電話だったのでしょう。
ということは実家の母に注意しなければと急いで電話すると、

母「自動音声の電話は全部すぐ切っている。質問に答えようとしたあんたが気をつけなさい!」

と、ごもっともな注意を受けてしまいました。

実は、私には過去にあやしい電話を撃退した経験があったので自分は大丈夫だろうと思っていたのです。
それが次にご紹介する電話です。


②投資への協力依頼

10年くらい前だったと思います。実家で母の代わりに電話に出ると若い男性からでした。内容は「某飲料メーカー(←はっきり言っていましたが)系の会社が東北地方に水資源を新たに開発しようとしている。そのパンフレットが送られてくると思うので、送られてきたらこちらに電話してほしい」というものでした。

私「それって投資の話ですか」

男「そ、そうです。そのパンフレットが送られてきた人にしかその権利を買えないので協力して下さい」

私「パンフレットが送られてきても協力する気は一切ないのでそちらに電話しなくてもいいですよね」

男「は、はい」

その男性の台本には協力しないと言われる筋書きはなかったのでしょうか。あっさり引き下がって電話を切りました。

こんな感じでしっかりと撃退した経験が逆に騙されないというおごりを生んで、①のように騙されそうになったのです。


自分に言います。


一度騙されなかったからといって、二度と騙されないという保証はない!


③実母から聞いたあやしい電話

最後に私の母が受け取った電話のお話です。これは10年以上前です。警察を名乗る人から父が会社の近くで事故を起こしたという電話がありました。その時母はある悩み事を抱えていたので、小さい声で心ここにあらずの返事をしていると相手が電話を切ってしまったそうです。切られて初めて、「あ、お父さんが事故に?」と慌てて父の携帯電話に連絡して無事を確認したのでした。その電話を思い出してみると、父が勤めている会社の漢字の読み方が違っていたし、その時は工事中で通れないはずの場所で事故を起こしたと言っていて変だなとは感じていたそうです。

騙されなくて本当に良かったけど、そもそもその電話の内容に曖昧な返事をするほど何を悩んでいたのか聞きました。

母「同窓会の幹事で、お母さんが書いた案内を往復はがきにコピーしようとしたら、あそこのお店でこのコピー機じゃ出来ないって言われて、どうしようかと悩んでたの。お母さん手書きしか出来ないし」



「お母さん、あの店はコピー機の両脇に荷物がいっぱいあるから横からハガキを入れられないだけ。荷物をどかすのも面倒くさいやろうし、私ができるお店でコピーしてくるよ」と伝えるとほっとして嬉しそうな笑顔を見せた母だったのでした。

人からすれば大したことない悩みでも、本人にとっては大きな悩みであることが多々あるんですよね。今回はそのおかげで母は騙されずにすみました。そしてその悩みも解決できて良かったです。



最後にこのブログを読んで下さった皆様、お互いにあやしい電話にはくれぐれも気をつけましょう!